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「ナショナルトレーニングセンター」 のテレビ露出情報

1月10日、パリオリンピック世界最終予選に向けた強化合宿が始まった。招集された20人から12人が日本代表に選ばれる。恩塚ヘッドコーチは練習前にチーム全員を集め“走り切るシューター軍団”になるという目標を伝えた。日本が対戦するのはスペイン・ハンガリー・カナダで平均身長はいずれも日本を大きく上回る。外国人選手の高さに速さと運動量で対抗するのが恩塚ジャパンの目標。練習は基礎体力向上トレーニングから。バスケットボールを使った練習では休む間もなく走り回る。今回の合宿の最大の特徴はポイントガードを8人招集したこと。恩塚ヘッドコーチは司令塔を2人にする2ガードを考えていた。PGの最有力候補は宮崎早織。2021年に抜擢された宮崎だが、海外の強豪に研究されマークされるようになり2022年のワールドカップでも厳しいマークに会い、結果は1勝4敗だった。宮崎の徹底マークに対抗するため恩塚コーチは司令塔をもう一人コートにいれることにした。2ガードは片方がマークされても、もう片方が動きをサポートできるメリットがある。
合宿2日目、恩塚ジャパンが力をいれる3Pシュートの練習が行われた。3Pを最も期待されているのはキャプテンの林咲希。さらに、恩塚コーチは林の攻撃の幅を広げようと足を使った攻撃を積極的に行うよう指示した。恩塚コーチは「それぞれの役割ごとにつぶされると立ち行かなくなる。その先にあるプレーの幅を広げていく」とした。恩塚コーチは毎日練習映像を分析し課題を洗い出す。恩塚コーチは大学の女子チームの監督として当確を現し、相手チームの映像を徹底分析して全日本大学選手権で5連覇を果たした。東京五輪でもアシスタントコーチとして銀メダルに貢献している。世界最終予選でも対戦相手の映像を読み解き対策を練り上げている。
合宿10日目からは海外チームを想定して、去年の大学選手権優勝の白鴎大の男子学生が集められた。男子学生の平均身長はスペインの女子代表とほぼ同じで10cm近く上回る。身体能力が高い海外の強豪にどう立ち向かうのか。恩塚コーチは自ら“システム”と名付けた戦術を考えた。日本選手の強みを活かした数十種類の攻撃パターンを4つに分類したもので、最初はゆっくり攻撃のP0と速攻のP1、シュートを打ちきれなかった場合はP2にシフトしサイド攻撃、うまくいかなかった場合は逆サイドのP3へ。この4つを絶え間なく繰り出す。それぞれのフェーズで選ぶパターンは選手たちが瞬時に判断する。選手活動を1年休養していた馬瓜エブリンはシステムの複雑なパターンを覚えるのに苦労していた。
合宿17日目はスペインの攻撃を想定したディフェンスの実践練習が行われた。大学選手権ベスト8の男子大学生にスペインの得意なパターンで攻めさせる。スペインの攻撃の要は身長192cmのアルバ・トレンス。トレンスがゴール近くでフリーの味方にロングパスを通し、受けた選手が3Pを決めるのがスペインの攻撃パターン。長身の学生がトレンス役を務め、動きを止める練習を行う。対抗策は2人でマークするダブルチームと呼ばれる戦術。恩塚コーチがディフェンスで重視したもう1つの戦術は、相手がハーフラインを超える前からPGの宮崎がプレッシャーをかけ続けること。オフェンスの実践練習では林が足を使った攻撃ができるようになってきていた。恩塚コーチはなかなかパスを通せなかった宮崎を助けるパターンをシステムに取り入れた。
合宿最終日は最後の実践練習。システムを活用した理想のシュートが見られた。すべての練習メニューをこなして20日間の合宿は終わった。最後のあいさつの後も林は恩塚コーチと話し込んだ。この日の夜、日本代表は最終調整のためにヨーロッパに出発した。
2月8日、ハンガリーで日本代表はパリオリンピック世界最終予選の初戦を迎えた。日本はスペイン・ハンガリー・カナダと総当たりで戦い、上位3チームにパリオリンピック出場権が与えられる。初戦は世界ランク4位のスペイン。公式戦で一度も勝ったことがなかったが、合宿での対策が功を奏し11点差で勝利した。翌日は地元ハンガリーと対戦。宮崎のパスがなかなか通らず世界ランキング下位のハンガリーに敗戦した。翌日は自主練習、夜にコーチ陣と選手はミーティングでカナダ戦でやるべきことを確認した。カナダとの最終戦はシステムのパターンが決まり接戦を制しオリンピック出場を決めた。走り勝つ戦略が世界に通用する手応えを感じた恩塚ジャパン。しかし、金メダルを目指すには精度を一層高める必要がある。オリンピックまで5か月、再び戦いが始まる。
住所: 東京都北区西が丘3-15-1
URL: http://www.ntc.naash.go.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月23日放送 5:25 - 8:14 フジテレビ
めざましテレビSPORTS
バレーボール女子日本代表のキックオフ会見が行われた。女子バレーボール初の外国人指揮官、フェルハト・アクバシュ監督の新チームでキャプテンを任されたのは石川真佑。イタリア・セリエAで2季プレー。石川真佑は「チームが一つになっていい方向に向かっていけるように頑張りたい」とコメント。

2025年5月23日放送 4:55 - 5:25 フジテレビ
めざましテレビ全部見せSPORTS
きのう、バレーボール女子日本代表のキックオフ会見が行われた。女子バレー初の外国人指揮官フェルハト・アクバシュ監督の新チームでキャプテンを任されたのは3度目のオリンピックを目指す石川真佑。イタリア・セリエAで2季プレーした世界を知る若きキャプテン。

2025年5月15日放送 1:30 - 2:00 テレビ東京
世界卓球遺産(世界卓球遺産)
張本智和と水谷隼の対談が行われ、2人は17年に行われた世界卓球 デュッセルドルフ大会を振り返った。男子シングルス2回戦で相見えることになり、13歳だった張本が勝利。無我夢中でプレーしていたらあっという間に終わっていたといい、張本は「何も緊張感なく、何も考えずにプレーできた最後の1試合」と語った。5回戦、張本はスロバキアのピシュティと対戦。ピシュティは反則スレ[…続きを読む]

2025年2月19日放送 21:00 - 21:54 テレビ東京
何を隠そう…ソレが!北区で2ヵ月!327人に聞き込み!日本初を生み出したパイオニア企業ベスト5
北区でパイオニアスターを聞き込み調査。オリンピックのスピードスケートの審判を4回経験した芝辰雄さん、U20女子ラクロス日本代表・人見リカさん、16歳から70年間25550日以上連続で日記を書き続けている藤田成男さんと出会った。藤田さんの日記は平成17年以降は全て英文で記録している。

2025年2月17日放送 1:40 - 1:55 テレビ朝日
バスケ☆FIVE〜日本バスケ応援宣言〜(バスケ☆FIVE〜日本バスケ応援宣言〜)
若手バスケ選手を中心に選出された「ディベロップメントキャンプ」がスタート。将来を見据えた日本代表強化を目的とする合宿で、22枚が招集された。注目は、1月からアルティーリ千葉に加入したA代表・渡邉伶音、群馬クレインサンダース練習生の十返翔里などの高校生選手。インカレを優勝した日本大学の米須玲音なども。

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