ヨットで世界一周の日本人最年少記録を30年ぶりに更新した。兵庫・西宮市の会社員・木村啓嗣さんは、ヨットでどこの港にも寄らず食料や燃料の補給もしない単独無寄港、無補給での世界一周を達成した。去年10月に出発しおととい午後3時前ゴールとなる和歌山県沖・紀伊水道に到着。日本人最年少記録を30年ぶりに更新する24歳9か月での達成。約230日の航海を終えて無事ゴールにたどり着いた木村さんは「航海中、ヨットでは嵐の予報や機械の不具合寂しさなども含めて負の感情が一番の敵だった」と話していた。そして航海中、リスクなどを確認したら対策方法を練ってそれが終わったら一切考えるのをやめるといったように心理的ダメージを避けるよう心掛けていたという。