京都府立農芸高校で畜産を学ぶ生徒らが和牛甲子園に挑んだ。佐々木理来さんたちが育ててきた“春来号”は1年生の時に高校にやってきた。今月で月齢34か月となった春来号は、ブラッシングを強めにやると血流が良くなりリラックスしてくれるという。先月16日、和牛甲子園に向け春来号を出荷する日がやってきた。出発式で佐々木さんは涙ながらに紹介文を読み上げた。和牛甲子園には全国から41校が集まり京都府立農芸高校は2部門で入賞を果たした。佐々木さんは「本当に1日1日が学びだったと感じている。3年間ありがとうという気持ちが大きい」と話した。