東京都品川区は、「再来年度から、区立中学校に進学する全ての子供を対象に、制服を無償化する」方針を発表した。東京23区では初めてで、所得制限は設けない。近年、ジェンダーレス制服の導入や、パーカーを採用する学校が増えるなど、制服の多様化が進んでいる。さらに、冬にタイツやダウンなどの防寒具を禁止する指導に対し、「ブラック校則」との声があがっている。東野幸治さんは「品川区は予算的にだいぶ余裕はあるけど、トップが変わってこういう風にどんどん住みやすい街になるのはいいこと」、いとうあさこさんは「品川区だけでこれだけ無駄がある。国ってどれだけ無駄をなくせるのか。(制服について)自分が学生のときはセーラーだったのでブレザーとか憧れた」、今田耕司さんは「他の区に住んでいる人たちはもっと自分たちがなんでお金を払っているのかと言ったほうがいいのではないか」、石原良純さんは「制服の無償化はいいと思う。自分の住んでいる区によってぜんぜん違う」、直木賞作家・今村翔吾さんは「一枚のページとかでどこがどうなっているのかを見られるようなサイトとかもっと充実してほしい。(制服廃止論について)自分は私服の学校だったがめんどくさい。最後の方になると遅刻しそうになってパジャマで着ている人もいた。咎められはしなかったが。反対に制服を来たい人が、制服っぽい服をアレンジして着ていた。制服に対してのあこがれが強いのでは」、国際弁護士・清原博さんは「品川区がこういう風に制服無償化して子育てに優しい街になるのはいいと思うが、それは決して少子化対策にはならない。単に品川区が周りの地域から子どもを吸い集めているだけであって、日本全体の子どもの数が増えるというものではない」、元サッカー日本代表・元Jリーガー・前園真聖さんは「(自身の通っていた学校では)すぐに制服からジャージに着替えるなどしていた」などコメント。