道の駅の歌姫メジャーデビュー。向かったのは熊本市の道の駅「すいかの里 植木」。”熊本のビッグマミー”こと不知火鈴香さん（50）。彼女の一日に密着。日々道の駅を中心にライブを行っている演歌歌手の不知火さん。この日は家族総出でお出迎え。3度の結婚で子どもが7人、孫も5人いる不知火さん。不知火さんは夕飯の材料を先ほどまでライブ会場だった道の駅で調達。唐揚げは4kg揚げるという。普段は娘3人＆夫と5人暮らしだが近所に住む子と孫らが頻繁にご飯を食べに来てくれるという。33点9567円分を購入。これで2日分ぐらいとのこと。帰り際の点呼確認は欠かせない。午後4時45分に帰宅。玄関には大量の靴。いっぱい集まった時はご飯を1升（10合）ぐらい炊くという。きょうのメニューはオリジナル混ぜご飯＆唐揚げ＆だご汁。夕方6時すぎ、夕食スタート。母親として愛される道の駅の歌姫・不知火さんの姿があった。（スポーツニッポン）
不知火さんの一日はまだ終わっていない。この日、ライブに家事に怒濤の一日を過ごした不知火さん。しかしこれから自身が経営するカラオケバーの仕事がある。デビューし忙しい中、なぜ店に顔を出すのか。子供の頃から歌手を目指していた不知火さん。しかしデビューの夢は叶わず。17歳で妊娠、18歳で出産。若くして3人の子宝に恵まれるも、1度目の離婚。生活のため子供のため、昼間は別の仕事をしつつ夜はスナックで働くようになった。夜の仕事の中で再び歌と親しむようになった不知火さん。そして約20年の時を経て転機が訪れる。道の駅を運営する知人に声をかけられライブを始めると、たまたま見に来ていたレコード会社の人の目にとまりメジャーデビューが決定した。デビュー決定後、初の営業。たくさんの常連客が詰めかけ不知火さんを祝福した。午後10時、不知火さんの長い一日が終わった。設楽さんは「人生が歌に乗っかるってい言うんですかね。色々経験したから歌にも深みが出るんでしょうね」、虻川さんは「私も50歳で色々諦めかけてたんですけどまだまだいけるんだと。ほんとパワーを頂きました」などとコメント。