海外からの観光客の誘致を拡大しようと佐賀県は、唐津市の唐津東港で現在は制限されている4.2万トン級のクルーズ船の受け入れが可能かどうかを調べる調査を今月にも始めることにしている。「航行安全対策調査」というこの調査では、県から委託された専門家が自然環境や港湾設備の状況に基づいてクルーズ船の入港をシミュレーションし、およそ半年かけて航行の安全基準を策定する。必要な費用はおよそ2600万円で、このうち半額は国が補助するということで、調査結果を踏まえて、大型のクルーズ船受け入れに向けた準備を進めたいとしている。