日本時間おととい、国民向けに演説を行ったトランプ大統領。戦闘終結への道筋に言及するのか世界が注目したが、「今後2~3週間のうちにイランに痛烈な打撃を与える。本来あるべき石器時代へと逆戻りさせてやる」と出口戦略は示されなかった。アメリカ国民の不満が高まり、自身も気にしているとみられるガソリン価格の高騰について軍事作戦が終了すれば価格は下がるとした。停戦への期待が後退した市場では演説前に1バレル98ドル前後だったアメリカ産原油の先物価格が終了後、一時、113ドル台まで上昇した。アメリカ軍は建設中のイラン最大規模の橋を攻撃。100人以上が死傷したとされ、停戦への圧力をかけたとみられる。イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖については「石油を受け取る国々が面倒をみるべきだ」とホルムズ海峡経由で石油を輸入する国に航路を守るよう訴えた。トランプ大統領は演説前、非公開のイベントで日本などを名指ししてホルムズ海峡での対応を求めた。イラン側は演説内容について皮肉を交えてトランプ氏を批判。イランは徹底抗戦の構えを崩していない。イラン中央軍報道官「この戦いは屈辱と後悔そして最終的な降伏をもたらすまで続く」。先月公開された動画でホルムズ海峡の通過を果たしたインド船舶の船員らの映像を紹介。この1か月、ホルムズ海峡を多くの船が通過できなかった一方、北側に設けられた安全回廊を通過した船も現れた。ブルームバーグは一部の船がイラン側に通航料を払って通過を許されていると報じた。通航料は原油1バレルあたり約1ドル。大型タンカー1隻あたり数億円にのぼる。これまで海峡を通る船舶にはイランの高速艇などが見張っていた。ホルムズ海峡封鎖以降、商船三井の船が日本関係の船として初めて通過したことが分かった。東京大学大学院・渡邉英徳教授に話を聞く。商船三井の船はパナマ船籍のLNG船SOHAR LNGで、ペルシャ湾内に停泊していたが、現在は危険な水域から出ている。
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