高知・四万十町が計画した文化施設の建設計画をめぐり、昨夜町議会が報告会を開いた。四万十町が建設を計画している文化施設をめぐっては、規模を見直すべきか問う住民投票の条例案がことし9月町議会の初日に可決したものの、最終日に中尾博憲町長が審議をやり直す再議を求めたため条例案は否決。町も事業の休止を表明した。報告会には住民ら100人余りが参加。文化的施設をめぐる一連の経緯についての説明があり、住民投票条例の採決に関わった議員が賛否の理由について述べた。この施設をめぐっては、工事請負い業者との仮契約が結ばれていたものの、契約の議案も否決され、あすからの12月町議会で町がどのような方針を示すのかが焦点となる。