来年度予算案を巡る修正協議が最大のヤマ場を迎えている。自民党、公明党の与党はきのうの日本維新の会に続ききょうは国民民主党に新たな提案を示す。政府与党は修正協議について今週中の決着を目指す。タイムリミットが迫る中で与党側はおよそ2カ月ストップしていた国民民主党との年収103万円の壁をめぐる協議を再開。103万円の壁をめぐっては引き上げ幅について国民民主党は178万円を求めている。与党側は123万円を提示。与党側はきょう午後、新たな案を示す考え。関係者によると年収200万円以下の場合は150万円程度まで引き上げるなどが出ている。この案についてある国民民主党幹部は「まったく話にならないあり得ない」、別の幹部は「耳を疑う提案だ」としている。日本維新の会・吉村代表ら執行部が昨夜、協議を行った。日本維新の会・岩谷幹事長は答弁で具体的な数字に言及されたっていることは大きな意味」とコメント。維新幹部は「だいぶ合意に近づいている」とする。与党案賛成を視野に協議を続ける。関係者によると石破総理と吉村代表は木曜日にも会談することを検討。与党側は幅広い野党の理解を得ることを目指す中、ギリギリの調整が続く。
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