NYダウとS&P 500が最高値を更新し、今朝の日経平均は109円高で始まった。そして4万500円に接近するような動きを見せている。値がさ株が上昇し、公示地価の上昇で引き続き不動産・銀行株が買われた他、原油高で自然関連株も高くなっている。一方でハイテク株は上値が重くなっている。10-12月期GDP確定値は前期比年率+3.4%と予想や改定値の+3.2%を上回った。新規失業保険申請件数は21万件。前回の21.2万件から減っている。3月シカゴPMIは41.4と前回の44.0を下回った。2月仮契約住宅販売指数は前期比+1.6%と予想を+1.5%上回り、1月の-4.7%からプラス転換となっている。欧州株はドイツDAXとフランスCAC40が小幅だが連続して史上最高値を更新している。ストックスヨーロッパ600も4四半期で過去1年のうち最高の上昇率を記録している。日経平均は25日の平均乖離率は+1.36%。総合乖離も+29.23%と買い場探しの投資家にとってはいい感じになってきたというような数字。3月東京都区部消費者物価指数は前年同月比+2.4%と前回から低下。2月完全失業率は2.6%と悪化。2月有効求人倍率も1.26倍と低下している。2月鉱工業生産指数速報値は-0.1%の97.9。ただ、月末ということでいい感じに終わりそうだ。日経平均300円に迫る展開となってきている。また、上海総合指数は小幅高の推移となっている。