任期満了に伴う東京都知事選挙がきのう告示され、小池知事の都政運営への評価などを争点に各陣営が論戦をスタートさせた。東京都知事選挙に立候補した人を届け出順に紹介。立候補を届け出たのは56人で、過去最多だった前回4年前の22人を上回った。首都東京のリーダーとなる都知事は大きな権限を持つ。東京都民は約1400万人。その中の有権者1150万人から直接選挙で選ばれる。今年度の都の予算は全ての会計を合わせると16兆5500億円で過去最大となっていて、スウェーデンの19兆円、チェコの14兆5000億円の国家予算と同じ規模となっている。また都内には企業などが多く集まっていて、総生産は約113兆円と日本のGDP(国内総生産)の20%を占めている。職員の数は都庁をはじめ警視庁や公立学校の教職員なども含めると16万人に上り、都知事は巨大な組織を率いることになる。