きょうのテーマは「トランプ関税 ソブリンリスクへの影響」。BNPパリバ証券・中空麻奈氏は、トランプ氏が次期大統領に決まりいろいろな変化考えられるが、関税がかかるということはよく言われている。減税だけしてお金を使うと普通は財政赤字になるので、これから出てくる債務残高の問題とかもあるが膨張してしまう。そうするとアメリカ国債の問題は当然出てくるというのがある。パリ協定からは脱退することを必須だと言われていて、インフレ抑制法案とかもあったがほとんどがGX、グリーンに使うというお金だった。これの大きな見直しが出るのではないかことも考えられる。トランプの関税について、世界に対しては一般に10%、中国のものに関しては60%。ネガティブな要因は2つ、グローバルバリューチェーンにおける間接的影響、輸出を通じた直接的影響。アメリカの関税の問題がいろんな国の輸出入に影響を与えるということが分かってくる。アメリカに対してGDPに影響が出るのは当たり前。欧州や日本もやっぱり無視はできない影響。ソブリンリスクに関しては最初はどんな影響が初年度に出るかということを考えなければいけないなどと解説した。