トヨタ自動車は今年6月に「ヤリスクロス」など7車種で認証試験の不正が行われていたことが発覚。その後、国土交通省の調査で「ヴォクシー」など新たに7車種の不正が確認され、国交省から初の是正命令が出されていた。佐藤社長は「節目節目での判断や環境作りに対し、経営がもっと責任を果たしていく必要があると思っている。役割や責任を明確化して会社としてしっかりと管理体制を整えていく」と話した。トヨタ自動車はきょう国交省に再発防止策を提出し、経営陣による定期的な認証現場の巡視を行うなど運営体制を再構築するとした。また、国交省が求める認証業務に社内の規定を適正に合わせるなどし再発防止に取り組むという。