台風10号は、非常に強い勢力で西日本から奄美地方に接近するおそれがある。気象庁などは、最新の情報に注意して十分な備えを行うよう呼び掛けている。気象庁・立原主任予報官は「台風に対する危機感・警戒感を高めてほしい」と話した。台風10号は、今後発達しながら暴風域を伴ったまま西日本に接近し、猛烈な風となる所があるほか、広い範囲で記録的な大雨のおそれがある。気象庁・国土交通省は、暴風・土砂災害・河川氾濫などに厳重な警戒を呼びかけた。気象庁は、台風10号について、速度が遅く影響が通日に及ぶ、東日本などでも雨量が多い可能性があるとし、「進路の予想や勢力の不確実性が大きい」として、最新情報に注意すい雨風が強まる前に避難などの行動を呼びかけている。