北方領土の元島民や家族によるビザなし交流や先祖の墓参りを行う北方墓参の再開の見通しが立たない中、元島民らで作る千島歯舞諸島居住者連盟や道などはおととしから船から先祖を供養する洋上慰霊を始めた。ことしも元島民や家族ら80人が参加し根室港で出発式が行われた。一行は知床半島の付け根と国後島との間のいわゆる中間ラインの手前で慰霊式を行い、午後5時ごろに港に戻る予定。洋上慰霊は来月21日にかけて合わせて7回実施される。
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