ソウル支局の山下涼太記者に聞く。ユン大統領の弾劾を求める最新の動き、どうなっているか。きょう未明の本会議で弾劾の議案が報告されたことで手続き上はあす未明以降に採決が可能になった。野党側としてはなるべく早く採決をしてユン大統領を弾劾に追い込みたい構え。野党はきのうに続いてきょうも集会を開く予定でユン大統領への批判の声が高まっている世論も味方につけ、与党側への圧力を強めるものと見られる。これに対し与党「国民の力」の議員はきょう未明の本会議を欠席して議員総会を開き、党として議案に反対する方針を決めた。弾劾を巡る与野党の駆け引きが活発になっている。今後のポイントだが、与党議員の一部が賛成に回るかどうかということになるのだろうか。一部の韓国メディアは弾劾議案の採決の行方は与党の造反議員がどれほど出るかにかかっていると伝えている。弾劾議案の可決には国会議員200人以上の賛成が必要。野党と無所属の議員を合わせれば192人になるため、与党「国民の力」の議員8人以上が賛成すれば議案は可決されるということになる。その与党は議員総会で党として反対する方針を決めたが、きのう未明に非常戒厳の解除を求める決議案を採決した際には与党議員の一部もこれに賛成した。ユン大統領に対する国民の批判が高まる中でも党の方針どおりに与党議員全員が反対するのか、それとも造反が出て弾劾議案が可決されるのか、注目されている。