石破総理大臣は、今月27日に衆議院選挙を行う方針。野党側は反発を強めている。立憲民主党・野田代表は「ルールを守る自民党と言って自分が言ってきたことを守らない」、日本維新の会・馬場代表は「敵前逃亡内閣がぴったり」、共産党・田村委員長は「アジア版NATOを掲げ軍事突出内閣になるのでは」、国民民主党・玉木代表は「議論に向き合う石破茂であることを期待し堂々たる論戦を挑んでいきたい」、れいわ新選組・山本代表は「(旧)統一教会や裏金に関して選挙が終われば禊は済んだ話にされることは間違いない」などとした。自民党・森山幹事長は「野党の意見にも謙虚に耳を傾け誠心誠意、国会運営、政治活動に励んでいく」、公明党・石井代表は「今の政治不信に対しての政治改革が問われる選挙。自公全体で過半数が勝敗ライン」などとした。衆参両院の本会議では、臨時国会の会期について採決が行われ、今月9日までの9日間とすることが、自民党、公明党両党などの賛成多数で議決された。また与野党は、4日に石破総理大臣の所信表明演説を行うことで合意したが、その後の代表質問などの日程については、引き続き協議していくことになった。