少数与党になり自民党はいわば低姿勢が見られる一方、野党は主導権を握ろうと攻勢を強める構えがうかがえる。あすから始まる臨時国会。注目点の1つは、会期内に収まるのかどうか。与党としては、来月21日までの会期内で、補正予算案の成立や政治資金規正法の再改正などを実現したい考えだが、予断を許さない国会になると話す議員もいる。一方で野党連携の行方にも注目。きょう行われた政治改革を巡る野党の協議には、国民民主党とれいわ新選組が欠席するなど視界良好とは言えない。与野党とも、来年の参議院選挙を見据えた攻防が始まる。