立憲民主党に続き国民民主党を訪れた高市総裁。両者がこのまま連立で進むとは限らない。鍵を握るのは支持母体である連合。芳野会長は連立入りについては玉木代表の挨拶では心配ないとあったのでその言葉を信じたいという。元国民民主の参院議員の総理補佐官をつとめた矢田稚子元総理補佐官は連合が運動を促進していく中で二大政党制の旗を降ろしてはおらず、それを無視して動くことは難しいとした。最も高市総裁は野党との連立以前に足元の状況がゆらぎ、公明党は政治とカネの問題や保守的な政治姿勢への懸念を理由に連立政権への合意をしていないという。国会召集は再来週の前半にずれ込む公算が高まっている。高市総裁は、靖国神社の秋の例大祭にあわせた参拝を見送るなど懸念払拭をしているが合意は見通せていない。外国為替市場では円安が進行し一時1ドル152円台後半にまで下落した。