フランス議会下院の選挙では極右政党「国民連合」が先のヨーロッパ議会選挙で躍進したことを受けて、今度はどこまで支持を伸ばすかが最大の焦点となる。フランスのメディアからは国民議会でも極右が支持を伸ばし仮に極右の首相が誕生するようなことになったとしても、マクロン大統領は最終的には自分に有利になると考えているのではという分析が実は出ている。フランスでは2027年に大統領選挙が予定。過去2回の2017年と2022年の選挙ではいずれもマクロン氏と今の国民連合を率いるマリーヌ・ルペン氏の戦いとなりいずれもマクロン氏が勝利している。ただ2027年に向けてルペン氏は勢いを増してくることをマクロン氏側は警戒している。