先月、山梨県韮崎市に住む80代の女性の元に警察官を名乗る男から「保険証が不正に使われあなたが詐欺で疑われている」と電話があった。その後、国税庁職員を名乗る男が「調査が入る、預金額をゼロにする必要がある」などと金の購入を指示してきた。女性は金塊を約4072万円相当で購入した。多田文明は「長い期間やり取りをしながら恐怖心を感じさせられ、信頼関係を築き金を買わせている。」などと話した。金塊を封筒に入れ自宅のポストの下に置くよう指示され、しばらくすると金塊がなくなっていた。金塊を巡っては今年7~10月8回にわたり、宮城県仙台市に住む70代女性が金約18.6kg、総額約3億5000万円相当の被害に遭った。騙し取られた金塊はそのまま売却されるか、加工して売却されているという。今年3月には刻印が偽造された金の延べ棒8kgを正規品と偽って売り、約1億2000万円をだまし取った疑いで先月中国籍の男が逮捕された。この男が所属すると九龍グループは約95億円の金を売却したとみられている。
