今の若い世代では、結婚したら共働きをして「2馬力」で頑張るのが理想だと考える人の割合が多くなっている。育児は、男女ともに対等に関わるのが当然であることから、「共育」という言葉が使われるようになっている。アプリなどを使って、お互いがこなした家事を共有し「見える化」することで支え合うという夫婦もいる。家事や育児も効率化し、「タイパ」を重視するのも若い世代の特徴だという。池田は、18歳から34歳を対象にした調査では、男女ともに8割以上がいずれ結婚するつもりと回答している、一方で希望通りになっていない現実もある、結婚件数は減少傾向が続いていて、晩婚化も続いているなどと話した。結婚しない理由としては、「適当な相手にまだめぐりあっていない」「結婚資金が足りない」が最も多かったという。池田は、30代前半までの男女に、理想とする女性のライフコースを聞いたところ、共働きが理想だという人が男女とも多かったなどと話した。
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