- 出演者
- 条谷有香
人生100年時代、若いうちから人生設計を。最近の調査では20代の3人に1人が”25歳までに結婚したい”、20代までの3世帯に1世帯がマイホームを持っているという結果も。一方で物価高や社会保険料の負担増など賃金が上がってきたとはいえ先行きが不安。ところが、より良い人生を送る耳よりな情報がある。
宇治原さんの場合の人生の転機:18歳・京都大学法学部入学、20歳・お笑い芸人に、30歳・クイズ番組で優勝、37歳・結婚、42歳・マイホーム購入&第1子誕生。結婚した際にはマスコミ宛てに「マイホームはクイズ番組の賞金で買う」と書面を送っていた。
番組では20代の若者にインタビューを行った。人生設計を考える上でマイホームと結婚を挙げた人が多くいた。20代の貯蓄額…平均69万円(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)。20代以下の持ち家率(2人以上世帯)…39.7%。
20代で家を買うキーワード:50年・頭金・ペア・贈与。50年ローンは返済期間が長いが、月々の返済額が少なく済む。ペアはペアローンのことでパートナーと一緒にローンを組むので負担が分散できることも。頭金は一定額あると優遇金利に。贈与は最大1000万円まで非課税に。月々の返済額、3000万円を金利2.5%で借りた場合、35年ローンは10万円7248円、50年ローンは8万7642円。支払い総額、3000万円を金利2.5%で借りた場合、35年ローンは約4504万円、50年ローンは約5258円。50年ローンは月々の返済額は少ないが、支払い総額は多くなる。
16人中14人が家を購入する時はローンを組むと答えた。
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- 住宅ローン
住宅ローンについてのスタジオトーク。宇治原史規は僕らの世代は親の影響もあり、給料っがどんどんあ上がっていく感覚が染み付いているが、おそらく今の20代は給料が上がっていく感覚はないのではないかと指摘。影山優佳は社会保険料は払っている額より貰える額が少ないなどネガティブなニュースを見聞きすることが多いなどと話した。20代の感覚としては価格は上がるものと考えてマンションなどを購入しているのではないかとの指摘も出ていた。住宅ローンで購入する場合の注意点について解説。日本で住宅ローンを使用している人の7~8割は変動金利。固定よりも金利が安い傾向がありそのため選ばれているが、変動金利は上がる可能性があり、その場合、金融機関は返済額が急に上がりすぎないように一定の仕組みを設けている。金利上昇しても5年間は据え置く5年ルール、上昇する時にも一定割合までに抑えるルールもある。しかし、これでも金利上昇は反映されており、元金が減りにくく最後に返済額が大幅に増える恐れがある。
住宅を購入する際の耳より情報を紹介。ペアローンは離婚した場合にどうするのかという問題がある。互いに連帯保証に入っているし、どちらが払うことになるのかという問題も発生する。また、育休に入った時に収入が減り、返済がきつくなる場合もあるという。また、住宅購入後にかかるお金として固定資産税を紹介。また、マンションだと管理費や修繕積立金なども購入後にコストとしてかかる。住宅購入時に頭金がない場合もあるが、そうすると全て住宅ローンになるため負担が大きくなるという。一方、頭金を入れると借入額が少なくて済み、金利優遇を受けやすいという。住宅購入時の頭金の目安は2割だという。住宅を購入する時、親などの支援も特例としてある。最大1000万円まで贈与税が非課税となるという。ただし、これは適用されるのは直系の親など尊属のみ。転勤などの可能性もあり、住宅を購入する時には長い目線で考えるべきと出演者は指摘。
27歳で結婚したい、結婚後も仕事は続けたい、家事分担はやりますなどと若者らは人生設計について語っていた。
人生設計における結婚とその後の生活について。影山優佳はまだ誰かの人生の責任を負えるほど立派じゃないという感覚がある、結婚と付き合いの違いを考えた時に結婚は互いのいい面ばかり見るものではない、マイナス面も自分が補えるくらい自分がたくましくありたいなどと話した。
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- 結婚
つきあって2年の彼と結婚したいという25歳ゼミ子。お金のことや育児とかいろいろ不安だという。これに対し先輩は2馬力でやれば大丈夫、家事も見える化できるし、子どものことは共育すればいいなどとアドバイス。
今の若い世代では、結婚したら共働きをして「2馬力」で頑張るのが理想だと考える人の割合が多くなっている。育児は、男女ともに対等に関わるのが当然であることから、「共育」という言葉が使われるようになっている。アプリなどを使って、お互いがこなした家事を共有し「見える化」することで支え合うという夫婦もいる。家事や育児も効率化し、「タイパ」を重視するのも若い世代の特徴だという。池田は、18歳から34歳を対象にした調査では、男女ともに8割以上がいずれ結婚するつもりと回答している、一方で希望通りになっていない現実もある、結婚件数は減少傾向が続いていて、晩婚化も続いているなどと話した。結婚しない理由としては、「適当な相手にまだめぐりあっていない」「結婚資金が足りない」が最も多かったという。池田は、30代前半までの男女に、理想とする女性のライフコースを聞いたところ、共働きが理想だという人が男女とも多かったなどと話した。
厚生労働省がことしから始めたのが「共育プロジェクト」。相澤は、家事や育児について、自分が率先してするべきことだと考える人の割合は、20代で男女ともに7割に上っているなどと話した。6歳未満の子がいる世帯の1日当たりの家事関連時間は、妻が7時間28分、夫が1時間54分となっている。影山は、育児の面では、「共に」と言いながらも、長年ギャップが埋まっていないなどと話した。
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- 令和3年社会生活基本調査厚生労働省総務省
東京都内に暮らす高木さんは、夫婦でIT企業に務めている。出産後、家事を明確に分担することに決めた。家事共有アプリを利用し、リストから完了した家事を選択すると、相手にも共有されるようになっている。行った家事を数値化してグラフで表示する機能もあり、お互いの家事量がひと目でわかるようになっている。
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- 東京都
スマートフォンのアプリで事前に注文し、保育所に迎えに来た時に夕食を受け取れるサービスがある。QRコードを機械で読み取らせ、本人確認を行う。メニューは、決められた日替わりのワンセット。主菜・副菜・汁物がついて、1人あたり800円から。
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- 日本橋(東京)
スタジオからは「食事を固定観念として作らないといけないように思うが、自分よりも上手く作れるのなら総合的に子供の幸せになると思うので有効活用するのは良いと思う」などの感想が出た。一方自治体では料理や家事などを一緒に行う婚活イベントを行うなどしている。
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- 神奈川県
スタジオからは「幸せと情報の取捨選択を分けて考えることも必要だと思った」などの感想が出た。
街の人から20代の人達に結婚生活のアドバイス「失敗しても前に進んでほしい」などを送った。
エンディング映像が流れた。
「朝ドラ名場面スペシャル」の番組宣伝。
「大河ドラマ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の番組宣伝。