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「国立長寿医療研究センター」 のテレビ露出情報

筋肉の衰えについてインタビューすると段差のない道でつまずくようになったなどのエピソードが聞かれた。これらのエピソードについて医師は基本は筋肉が低下しているのだが、バランス感覚が衰えたり、可動域が狭くなったりしている部分もあるという。酒向正春氏が提唱しているのが「95歳で介護いらず」。そのためには筋肉を鍛えて80歳で60代、90歳で70代の筋肉を目指すのが良いという。日本人の筋肉量について、男性は40代、女性は50代頃から量が減り続けるという。50歳以上になると毎年1%ずつ減っていき、80歳では若い頃の約半分になるという。人間の筋肉量は体の約30%だが、だんだん減っていき15%などとなってくると転んだり躓いたりするという。それを30%からなんとか減らさずに保とうとするのが今回の提唱だという。そうすると95歳でも介護が不要な状態を目指すことができるという。筋力が減っているサインの1つが握力。握力が弱くなってきたと感じる人は筋トレを始めるタイミングだという。年代別の握力の平均を紹介。50代で男性は3~44kg、女性は26~27kg。フレイルという加齢により筋力が衰えて心身の活力が低下し要介護状態となる前段階も握力でわかり、男性は28kg未満、女性は18kg未満。日常的な握力低下のサインとしては瓶やペットボトルの蓋が開けにくい、濡れたタオルをしっかり絞ることができない、ドアノブを回しにくくなったなどがある。筋肉が減少すると運動量が減り体力が低下、骨への刺激が減り、骨が弱くなる。関節などが変形し、痛みが生じる。外出せずに社会的に孤立し認知機能が低下するなどの影響が出る。平均寿命は延びてきているが大事なのは健康寿命。男性の平均寿命は81.05歳だが健康寿命は72.57歳と不健康な期間が8年以上ある。女性の平均寿命は87.09歳、健康寿命は75.45歳で不健康な期間が11年以上ある。不健康な期間を縮めるためには筋トレをして筋肉を保つ必要があるという。95歳で介護いらずになるために必要なトレーニングとは。高齢者の筋力を維持するためには最大筋力の20~30%以上の負荷が必要で、増強するには40~50%以上の負荷が必要になる。最大筋力とはギリギリ1回できる程度のトレーニングのこと。高齢者は20~30%の負荷から始めるのが良いという。2リットルのペットボトルを1回だけ持ち上げられる人は500ミリリットルのペットボトルでトレーニングを開始すると良いという。高齢者が運動を始めるには無理なく楽しくが一番だという。95歳で介護いらず、楽しく生きるには筋力・体力・柔軟性・バランスを保つ能力が必要不可欠だという。
どの部分の筋肉の鍛えると良いのか。大殿筋・大腿筋周りは体重を支え股関節を安定させる筋肉だという。股関節を伸ばす筋肉で股関節が伸びることでいい歩行になるという。大腰筋・腸骨筋は股関節を折り曲げたり姿勢を安定させたりする筋肉。三角筋・大胸筋周りは前傾姿勢を防ぎ、姿勢や腕を伸ばす筋肉だという。首・肩周りは僧帽筋と広背筋。背筋を伸ばしたり腕を動かしたりし呼吸を安定させる筋肉。転ばない体ということを考えるとまずは大殿筋・大腿筋周りを鍛えるのが良いという。菊間千乃は父親を例に挙げ、転ぶと骨折し、ボルトを入れるなどすると歩きにくくなり、動かなくなるから転ばない歩き方をすること、そのために鍛えることが大事だと感じたなどとコメント。
95歳で介護いらずになるために自宅でできるトレーニングを紹介。大殿筋・大腿筋を鍛えるにはスクワット。50代・60代は水の入った500ミリのペットボトルを両手に持って30回行う。70代はペットボトルなしで30回。80代以上は椅子を使った立ち座りスクワットを30回を目標に行う。膝をしっかり伸ばすことが大事。前にテーブルがあると安全に運動できる。ゆっくり座るのが大事。勢いで座ると圧迫骨折の恐れもある。腕・大胸筋などを鍛えるローイング運動を紹介。50~60代は水の入ったペットボトルを両手に持って10回、70代は水を半分にして10回行うのが目標。80代は座って行う。柔軟性を高めるストレッチを紹介。背中で両手を組んで胸を張る。大胸筋を伸ばし肩甲骨を寄せ30秒キープすると胸や肩周りに効果があるという。菊間氏はストレッチのジムに週2回通っているなどと明かしていた。ストレッチを一生懸命やると筋トレになるという。
住所: 愛知県大府市盛岡町源吾35
URL: http://www.ncgg.go.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月28日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
姫路中央病院では年間500人が認知症の問診・精密検査を受けているが、約7割は症状がある程度進行した状態だという。早期受診が広がっていない現状。厚生労働省の研究班の調査によると、認知症などの可能性があると医療機関の受診勧められた1083人のうち実際に精密検査を受けたのは7.3%の79人にとどまっていた。検査を受けたなかった理由は、「健康状態に自信があり必要ない[…続きを読む]

2025年8月28日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
兵庫・姫路の病院では認知症の検査に年間約500人が訪れている。厚労省の研究班では昨年度、認知症や軽度認知障害の可能性があるとして、医療機関の受診を進められた1000人あまりに対して追跡調査を実施。早めの診断で治療の選択肢が広がった人もいる。新薬の投与や今後の暮らし方についても家族と相談するようになったという。厚労省は自治体が早期受診を促すための手引を公表。事[…続きを読む]

2024年12月10日放送 16:48 - 19:00 テレビ朝日
スーパーJチャンネル追跡
宮崎県の教習所では自分の運転への過信を防ぐ新しい取り組みが。特殊な車載カメラ、AIなどを使った最新システム。南九州自動車教習所では高齢者が講習で車を運転したあとAIが動く車をさまざまなデータでバーチャル映像化し運転を可視化。自分がいかに危険な運転をしていたか自覚しやすく、AIによる採点もある。国立長寿医療研究センターセンター長・島田裕之は、免許返納で生活の範[…続きを読む]

2024年11月24日放送 7:00 - 7:40 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
レカネマブについては課題もある。日本認知症学会の理事長/東京大学・岩坪威教授によると薬の価格が高額、治験では副作用が報告されている、どの病院でも治療を行えるわけではないという。運動や食事の改善などを組み合わせて、認知機能の改善を目指す研究に関しては、国立長寿医療研究センターやフィンランドなど、海外でも行われてる。認知機能改善を目指した研究の最前線などについて[…続きを読む]

2024年9月23日放送 11:00 - 11:28 NHK総合
首都圏情報 ネタドリ!認知症“予備軍” 「早期」に「予防」できる!?
人の認知機能は年齢が上がるにつれ低下していくものだが、そうした加齢によるものではなく病的な低下が始まり日常生活に支障が出る程進んだ状態が認知症。その一歩前の段階といわれる軽度認知障害は日常生活に支障はないものの記憶力や判断力などの低下がみられる状態。早いと60代からその症状が始まり、認知症予備軍ともいわれている。ただ、本人や家族が症状に気付き適切な予防策を行[…続きを読む]

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