経済アナリスト・馬渕磨理子さんは「木造の人工衛星に驚く方にいると思いますが、よく考えられた取り組みと言えるかもしれません。世界で2024年に打ち上げられた人工衛星の数は過去最大の2300基を超えてます。この10年間で11倍に増加している。今後も人工衛星の打ち上げは増えると言われてる。一方、地球環境への問題を抱えていて、今回の木造の人工衛星はこの問題解決に繋がる可能性がある。故障や寿命で使命を終えた人工衛星は他の衛生の邪魔にならないよう、軌道から外れたり、大気圏に再突入させて燃やしたりする。この大気圏突入のときに発生する物質が地球の気候や通信に悪影響を与える可能性が指摘されてきた。そこで木造の人工衛星であれば、大気圏で燃えつきるので、衝突や宇宙ゴミの問題の解決に貢献できる」などと話した。