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「IEEPA」 のテレビ露出情報

来週20日に就任式を控える米国・トランプ次期大統領。注目されているのが、関税を巡る発言。大統領選挙の前から繰り返し関税に言及してきたトランプ次期大統領。メキシコとカナダには、すべての製品に25%の関税を課すことや、中国の製品にも10%の追加関税を課すとしている。ただ影響はこの3か国にとどまらないおそれも。今月8日、「同盟国を含む国々に一律の関税を課すために、緊急事態の宣言をトランプ次期大統領が検討している」とCNNが報じた。トランプ次期大統領は、1期目もさまざまな関税を打ち出してきたが、品目は限られていた。一方、今回報じられたのは、すべての国のすべての製品が対象になるというもの。いわゆる「一律関税」。その実現に向け、使われると指摘されているのが、IEEPA(国際緊急経済権限法)。大統領が緊急事態を宣言すれば、輸入や輸出などの規制をかけられると定めたもの。事前調査は必要ない。米国が経常赤字に転落した1971年、当時のニクソン大統領が、法律を実際に使った。緊急事態を宣言し、外国からのすべての輸入品に10%の関税を課した。1970年代、米国は保護主義的な姿勢を強めていった。
現在の米国で再び取り沙汰されている一律関税。一律で10%の関税をかけた場合、米国の財政赤字が2兆1000億ドル減少するという試算も。一方で、仮に導入されれば、世界経済全体に大きな影響を及ぼすおそれがある。
警戒される米国・トランプ次期大統領の関税リスク。企業は対策を進めている。福岡県にある従業員約300人の機械メーカー。建設用の小型運搬車などを製造。米国向けの売り上げは、この5年で3倍余に伸びているが、関税が引き上げられれば、価格面での競争力が低下し、業績への影響が避けられないと心配している。そこで始めたのが、駆け込み輸出。もともとの受注分以外に、この3か月で約100台をコンテナ船で米国に送ったという。機械メーカー・包行良光社長は「不安でしかない。考えられることはすべてやらなければいけない」と語った。影響は思わぬ業種にも。愛媛県内の水産会社は、トランプ次期大統領の大統領就任を前に、米国からの注文の問い合わせが、前の年の同じ時期と比べ5割ほど増えている。供給が追いついていない状態だが、関税の引き上げ後は一転して需要が落ち込むのではと懸念している。水産会社・萩原寿夫取締役は「関税引き上げに伴い、現地の物価高がさらに進むのではないかと不安」と語った。
新たな分野に活路を見いだす企業も。埼玉県内に工場がある自動車部品メーカー。米国・トランプ次期大統領の政策で、取り引き先である大手自動車メーカーが影響を受ければ、受注が減るのではないかと懸念。力を入れることにしたのが、産業用ロボットの部品開発。工場や医療機関などで使われ、今は売り上げの1割ほどだが、量産を進めるため新たな設備投資を行うことにしている。自動車部品メーカー・佐々木毅社長は「お客様(取引先)の市場シェアが減れば、仕事量も減っていく危惧がある。事業継続できるよう、新たな業態として取り組みをしていく考え」と語った。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月23日放送 10:00 - 10:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
アメリカのトランプ政権は、輸入される鉄鋼・アルミニウムへの関税の対象に、新たに冷蔵庫や洗濯機などの白物家電を加え、日本時間のきょう午後1時過ぎから関税の徴収を始める。トランプ政権は製造業の国内回帰を進めるねらい。IEEPAを根拠に発動した相互関税について、大統領権限を超えているなどとして、裁判所での審理が続く。ブルームバーグは、裁判所が無効と判断した場合でも[…続きを読む]

2025年6月4日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテプロの眼
みずほ証券の小林俊介が解説。今日のテーマは「トランプ政権の戦略を理解して正しく恐れる」。戦略としては「覇権をかけた中国との競争」「自動車は半導体などの内製化」などがある。ツールとしてはIEEPA、通商法などがあり。トランプ政権がどれほどの関税をかけたいか、そのカギは財政政策とのリンク。大量の関税が財源でまかなう必要がなくなったとの見方も浮上する。日本株市場へ[…続きを読む]

2025年6月2日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル(トップニュース)
トランプ関税は全世界を対象にした相互関税、違法薬物テンタニルの流入を理由にカナダ、メキシコ、中国にかけた特定の国への関税、自動車や鉄鋼・アルミを対象にした品目別完成に分けられる。アメリカ国際貿易裁判所は相互関税と特定の国への関税について違法と判断して差し止めを命じた。2つの関税に共通する国際緊急経済権限法(IEEPA)は1977年に制定され、自国経済が緊急事[…続きを読む]

2025年5月30日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
米国際貿易裁判所は28日IEEPA(国際緊急経済権限法)根拠の関税措置は大統領権限を越えているとして差止めを命じた。対象には相互関税や10%の一律関税、薬物流入理由の中国・メキシコなどの追加関税が含まれている。トランプ政権側は不服として控訴、これを受け連邦控訴裁判所は29日国際貿易裁判所の決定を審理の間一時的に停止すると命じた。当面は対象の関税措置が継続され[…続きを読む]

2025年5月30日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショー(ニュース)
アメリカ国際貿易裁判所はトランプ大統領が発動した相互関税などについて差し止めを命じた。トランプ政権は判決を不服として上訴した。連邦控訴裁判所は差し止めを一時的に停止するよう命じた。差し止めの理由について専門家は「強引な法解釈をしている点が差し止めにつながったのでは」と話した。

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