IMF(国際通貨基金)は最新の世界経済見通しを公表。2024年の世界全体の実質経済成長率を前回予測から変わらず3.2%とした。国別:米国2.6%(↓0.1ポイント)、中国5.0%(↑0.4ポイント)、ユーロ圏0.9%(↑0.1ポイント)、日本0.7%(↓0.2ポイント)。米国が個人消費の鈍化などで下方修正された一方、中国は上方修正された。ユーロ圏はサービス分野の回復を背景に見通しを引き上げている。日本は自動車メーカーの認証不正問題による生産停止が響き、0.2ポイントの下方修正。ただ春闘での賃上げにより、年後半から個人消費が好転すると予測。