アメリカ・ニューヨークで開かれているNPT再検討会議は22日、最終日を迎えた。ニューヨークの国連本部から中継で伝える。全会一致で最終文書を採択できるかは不透明な状況。議長国・ベトナムは各国との協議を踏まえ4度の改訂を経た最終文書草案を配布した。当初の草案に比べ全体の分量が大幅に減少した。北朝鮮の非核化を求める項目やウクライナ・ザポリージャ原発の安全重要性の確認項目などが削除された。イランの核開発問題をめぐり、「イランはいかなる核兵器も追求・開発・取得してはならない」という部分は括弧でくくられいまだに合意に達していないとみられる。今回3回目の決裂となればNPTへの信頼が大きく揺らぐことになる。
