国連のグテーレス事務総長は、UAE ドバイで行われたCOP28 首脳級会合で各国の首脳を前に「地球は鼓動を失いかけている しかしまだ遅くない」などと述べ、すべての化石燃料の段階的廃止で合意を目指すなど、具体的な成果を出すよう各国の首脳に訴えた。COP28 首脳級会合では130を超える国/地域の首脳などが参加し演説を行う他、世界の気候変動対策の進捗を5年に1度評価するグローバル・ストックテイクも予定されている。各国首脳らによる演説が先程始まった。岸田首相もこの後演説を予定していて2050年までにカーボンニュートラルの実現に向け、排出削減を着実に進めていくことを説明することにしている。日本の技術・投資などを通じ各国の段炭素化に貢献していく姿勢も強調し、世界の平均気温上昇を1.5度に抑える目標達成へ、交際社会の取り組みを主導していく決意を示す方針。一方、岸田首相は、イスラエルのヘルツォグ大統領と会談をし、この中でハマスなどのテロ行為を断固非難する考えを示した上で、ガザ地区の人道状況を改善するため、イスラエルの協力を要請するなどした。
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