気候変動対策を話し合う国連の会議「COP29」がアゼルバイジャンの首都バクーで開幕した。ババエフ環境天然資源相は、団結して野心的な合意を達成することが必要だと訴えた。米国大統領選挙で気候変動対策に消極的とされるトランプ氏が勝利し今後の協力に不透明感が出る中、一致した対応が示せるかが焦点となる。トランプ氏は前回の政権時2017年に「パリ協定」から離脱を宣言し、その後バイデン政権自に復帰したが、ニューヨーク・タイムズはトランプ氏の政権移行チームがパリ協定からの再離脱を準備していると報じた。再度のパリ協定離脱や資金の拠出停止が避けられないとの見方も出ている。
URL: http://unic.or.jp/