トランプ氏は12日までに米国メディアに声明を出し、国連大使に議会下院の共和党指導部でナンバー3の役職の党会議議長を務めるエリスステファニク議員を指名する考えを明らかにした。ステファニク氏は大統領選挙で応援演説を行うなど、トランプ氏を強く支持していて、一時は副大統領候補への起用も取り沙汰されていた。トランプ氏は声明の中でステファニク氏について“信じられないくらい強く、タフで賢い、米国第一主義の戦士だ”と評価している。また、CNNテレビは“前のトランプ政権で上級顧問を務めトランプ氏のスピーチライターでもあったスティーブンミラー氏が政策担当の次席補佐官として起用される”と報じた。これについて副大統領に就任するバンス氏はSNSで、“すばらしい人選だ。おめでとう”と投稿し、ほかの米国メディアも、ミラー氏の起用が固まったものと伝えている。 ミラー氏は移民に対する強硬な姿勢で知られていて、内政、外交ともにトランプ氏が重視する政策の遂行のため、中心的な役割を果たすポストの人選が進んでいる。
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