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「国連」 のテレビ露出情報

広島と長崎で21万人以上の市民を殺害した原爆。現代の核兵器は数百万人を一瞬で殺害し文明を破壊する能力を持っている。戦後被爆者たちは占領軍に沈黙を強いられ日本政府から見放されていたが1954年のビキニ事件を機に立ち上がり核兵器の廃絶を訴え続けてきた。日本被団協の構成団体、長崎被災協の地下倉庫で、かつて会長を勤め被団協の代表委員だった故山口仙二さんが1982年に被爆者として初めて国連で演説した時に読んだとみられる直筆の原稿が見つかった。その演説は核兵器の非人道性を伝える先駆けに。
長崎への原爆投下から63年となった8月9日に山口仙二さんは持病の喘息が悪化し、妻とともに長崎の街を離れたケアハウスで静かに暮らしていた。山口さんは上半身はケロイドに覆われ様々な病気に襲われ、自殺をはかったこともあったという。国が起こした戦争で原爆にあい、苦しみ続ける被爆者になぜ国は治療費を出さないのか?当時25歳の山口さんは入院した病院で同じ境遇の若者たちとの交流をきっかけに日本被団協の源流の長崎原爆青年乙女の会を結成。その3ヶ月後に長崎市で日本被団協が産声を上げた。その29年間は代表委員をつとめ、反核平和運動を牽引。2005年には個人でノーベル平和賞候補に初推薦。
家族や友人を失った深い悲しみや傷跡は被爆者であるがゆえに差別や生活苦があり、長い年月を経ても細胞を蝕み続けガンなどを病を引き起こす放射線の影響があり、生涯にわたって被爆者を苦しみ続けている。
世界では核兵器使用のリスクが深まり核軍縮が停滞する中で、ノルウェー・ノーベル委員会は2024年のノーベル平和賞を日本被団協に授与した。核兵器廃絶を目指す被爆者とその経験や思いを継ぐ若者たちの草の根運動を称えるもの。山西咲和さんは被爆3世。日本や世界に祖母や長崎の被爆者の体験を語り継ぐ体験を6年以上続けている。留学先のフィンランドからオスロへ志を同じくする仲間たちとの出会いが待っていた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年10月25日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本おはWORLD
国連本部には平和や環境保護など、国連に託されたメッセージを込めた作品が加盟国などから寄贈される習慣が続いており、隠れた美術館と呼ばれている。シャガールのステンドグラスやピカソのタペストリーなど展示作品は240点以上に及び、国連にふさわしいメッセージが込められているかなどが展示の基準となっている。旧ソビエトから寄贈された1987年の中距離核ミサイルの全廃条約を[…続きを読む]

2025年10月23日放送 10:00 - 10:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
ガザ地区への人道支援をめぐり国際司法裁判所は、イスラエルは占領国として国際法に基づき物資を供給する義務があるとする勧告的な意見を出した。22日イスラエル外務省は「断固として拒否する」と反発している。

2025年10月22日放送 4:05 - 4:15 NHK総合
視点・論点(視点・論点)
80周年を迎えた国連はいま、様々な試練に直面していると言われている。国連は加盟国同士の協力関係を前提に国際社会の様々な問題解決を目指す組織なので、安保理の常任理事国(P5)の協力関係が重要となるが、2010年以降P5の協調的関係には陰りが見られる。国連が直面する試練とその背景、どうすれば克服できるか。平和の制度化の現状と課題について山田哲也氏が解説する。[…続きを読む]

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