スーダンでは軍と準軍事組織の間で大規模な戦闘が始まって3年。いまも国を東西に分断する形で断続的に戦闘が続いている。スーダンでは民主化を模索しながらも、軍によるクーデターや軍内部の主導権争いで混乱が続いてきた。30年にわたる独裁的なバシール政権が続いたが2019年、市民の反政府デモをきっかけに軍がクーデターを起こし大統領は失脚。軍と民主化勢力が共同統治し、民主化に向けて動き出した。2021年、軍と民主化勢力の対立が表面化。軍は再びクーデターを起こし実権を握る。民政移管に向けた協議が進められてきたが、軍の再編などに反発したのが軍の傘下にあった準軍事組織RSF(即応支援部隊)。3年前のきょう、軍とRSFの武力衝突に発展し、戦闘が各地に拡大。人道状況が悪化し5万9000人以上が死亡したという。(ACLED)国内外への避難を余儀なくされた人は1100万人以上に上り(国連)世界最悪の人道危機のひとつとも言われる。戦闘は終結していないが、首都ハルツームは去年3月に軍が奪還を宣言。約150万人が避難先から戻ってきた。長期にわたる戦闘で街は破壊され、生活の再建は始まったばかり。
各地で戦闘が続くスーダン。避難を強いられてきた人たちは、わずかに戦闘が落ち着いた場所で生活を立て直そうとしている。スーダンの首都ハルツームは、戦闘がやんだ今も壁が焼けた建物が残り、復旧は道半ば。2年半ぶりに戻った男性は、妻と4人の子どもは避難先に残してきた。家具や家電は略奪され、友人の家に身を寄せた。戦闘が始まる前、電気工事の仕事をしていた男性は、単発の仕事でしのいでいるが、戦闘の影響で道具を失い思うように仕事ができない。追い打ちをかけているのがイラン情勢。燃料高などの影響で家具も高騰。避難先の家族を迎えることもできず、将来が見通せない状況が続いている。国連の担当者は、避難民の支援に加えて生活を再建しようとする人たちへの支援も必要だと指摘する。スーダンの状況は、世界最悪の人道危機のひとつと言われながら国際社会の関心は低く、スーダンの人たちからは“自分たちは忘れ去られたまま”などの声が上がってきた。明後日には、スーダンの特に女性や子どもたちが置かれている現状について考える。意見や質問を寄せてほしい。
各地で戦闘が続くスーダン。避難を強いられてきた人たちは、わずかに戦闘が落ち着いた場所で生活を立て直そうとしている。スーダンの首都ハルツームは、戦闘がやんだ今も壁が焼けた建物が残り、復旧は道半ば。2年半ぶりに戻った男性は、妻と4人の子どもは避難先に残してきた。家具や家電は略奪され、友人の家に身を寄せた。戦闘が始まる前、電気工事の仕事をしていた男性は、単発の仕事でしのいでいるが、戦闘の影響で道具を失い思うように仕事ができない。追い打ちをかけているのがイラン情勢。燃料高などの影響で家具も高騰。避難先の家族を迎えることもできず、将来が見通せない状況が続いている。国連の担当者は、避難民の支援に加えて生活を再建しようとする人たちへの支援も必要だと指摘する。スーダンの状況は、世界最悪の人道危機のひとつと言われながら国際社会の関心は低く、スーダンの人たちからは“自分たちは忘れ去られたまま”などの声が上がってきた。明後日には、スーダンの特に女性や子どもたちが置かれている現状について考える。意見や質問を寄せてほしい。
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