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「在仏ジンバブエ大使館」 のテレビ露出情報

新たに導入された通貨ジンバブエゴールドにはこれまでとは大きく違う特徴がある。AP通信によるとジンバブエゴールドは金本位制を採用。金本位制は政府や中央銀行などが保有している金といつでも交換できることを保証することでその通貨の価値を担保するというもの。メリットは通貨の価値が安定し、インフレを防ぐことができる。デメリットとしては十分な通貨が発行できず、経済成長が停滞するおそれがありほとんどの国が金本位制を採用していないという。ジンバブエ・ゴールドに金本位制を採用した背景にはジンバブエが資源大国であることが大きい。在仏ジンバブエ大使館のホームページによるとアフリカ大陸の南部に位置するジンバブエには豊富な鉱山資源が眠り特に金は1平方キロメートル当たりの埋蔵量が世界2位で確認埋蔵量は1300万トンに達する。一方で埋蔵量に見合った金を国が獲得できていないという現状もある。AP通信によるとジンバブエの2021年金産出量はおよそ30トン。採掘業者らは金を中央銀行に売却することが定められているにもかかわらず米ドルを得るために多くの金を国外へ密輸、その量は年間産出量を超える約36tだという。政府は企業にジンバブエ・ゴールドのみの使用を命じ違反した場合は罰則も設けているが一部の政府機関では米国ドルのみを受け入れている。そのため南アフリカ経済学の専門家は「政府が最初にジンバブエ・ゴールドを受け入れなければ国民が続くことはない」と指摘している。

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