干ばつ、森林火災。今年は歴史的猛暑に見舞われ各地で自然災害が多発した。そして地球温暖化はコーヒーという身近なものにまで影響を与えている。人々にとって生活の一部となっているコーヒー。しかし地球温暖化による猛暑や干ばつにより生産量が減少、今年のコーヒー豆の国際価格は最高値を更新した。環境対策が不十分な場合、2050年にはコーヒーが飲めなくなる可能性もある。この状況に専門家も警鐘を鳴らす。さらにコーヒーが抱える問題は環境だけではないという。温暖化や貧困などによって起こるコーヒー2050年問題は現実となってしまうのか。しかし、そんな未来を阻止しようと奮闘する企業があった。秘密兵器は自転車。消滅の危機に瀕するコーヒーを救えるのか。松岡修造が全力で取材した。