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「地球温暖化」 のテレビ露出情報

暑さもいくぶん和らぎこれからチョコレートがおいしい季節。早くも来年のバレンタインデーに向けた商品の開発が始まり、東京・渋谷では先週新商品を紹介するイベントが開かれた。しかし今、チョコレートの値段が上がっている。二村伸解説委員が解説。今年に入って各社値上げに踏み切っている。大手メーカーの値上げ(江崎グリコ、森永製菓、明治、ロッテ)の紹介。チョコレートの原料であるカカオの価格が高騰しているから。ニューヨーク市場の先物取引価格は、今年3月1トン当たり1万ドルを初めて超えた。1年前の3倍以上。世界的なカカオ不足による争奪戦となり「カカオショック」が起きている。価格高騰の最大の要因は西アフリカで天候不順、そして病害の発生によって収穫量が落ち込んだこと。世界最大のカカオの生産国はアフリカ西部のコートジボワール、2番目がガーナ。日本に輸入される8割がガーナ産。そのガーナでは雨季でも雨が少なく、乾燥と暑さでカカオの実が十分に育たなかった。害虫の被害を受けて出荷できなくなったものも多く、1年間の生産量は例年より3割少ない40万トン台にとどまった。こうした西アフリカでの不作に加えて、投機的な動きによって市場での価格が一気に跳ね上がった。チョコレートメーカーは、カカオを西アフリカ以外のブラジル、エクアドルそれにアジアなどから調達したり、様々な工夫を凝らしたりしている。
二村伸解説委員が解説。持続可能なカカオの生産のために、農家と国や取引業者、それにチョコレートメーカーが連携して取り組む必要がある。ガーナでは政府が1年間、決まった価格でカカオを買い取るため、世界の取引価格が上がっても農家の利益が増えるわけではない。多くが零細農家で、土地の改良や新たな苗木の植え付けなどに多額の費用を投じることはできない。収穫が減れば生計を維持できないため、カカオ栽培をやめる農家も増えているという。農家が安心してカカオ栽培を続けられるような支援体制、さらには利益が還元される仕組みが必要。カカオの産地では長年児童労働が大きな問題となってきた。背景にあるのが貧困。そこで適正な価格によって生産者を守り、児童労働や強制労働をなくそうというのが目的。東京都小笠原諸島の母島の農園でカカオが栽培されている。東京産のチョコレート製造を目指した埼玉のチョコレートメーカーの依頼で、2010年に栽培が始まった。さまざまな困難を経て5年後に栽培から収穫、加工まですべて国内で行われたチョコレートが完成した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月18日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
東京・多摩市の小学校で行われた子どもたちが自ら取り組める温暖化対策について考える特別授業。国連広報センター・根本かおる所長が地球温暖化が進むことによって、日照りによる干ばつや大雨による災害などの頻度が世界中で高まっていると説明した。続いて家庭や学校で取り組める気候変動対策について考えるワークショップが行われた。子どもたちは「学校の電気をすべてLED」「筆記用[…続きを読む]

2024年11月17日放送 1:30 - 2:25 NHK総合
1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために(エンディング)
エンディング。世界の気温上昇が止まらない。このままでは確実に産業革命以前に比べて、1.5℃を超えてしまう危機を迎えている。地球温暖化の加速は人間のあらゆる営みが脅かされてしまう。危機を訴える時間はもう無く、自分自身の問題となっている。「知る」から「動く」への変換を呼びかけた。なおこの番組を制作するにあたってのCO2排出量は0.94トン。去年の1.1トンから少[…続きを読む]

2024年11月14日放送 16:48 - 19:00 テレビ朝日
スーパーJチャンネルnews BOX
蔵王の冬の風物詩、樹氷。雪をまとったその姿は怪物のようなことから「スノーモンスター」とも呼ばれている。いま、消滅の危機が。2013年と比べると最近の樹氷は細くなっている。樹氷となるため雪などを蓄える枝が枯れてなくなったことが原因。温暖化によって樹氷になる木を食べる虫が繁殖しやすくなった。山形大学名誉教授・柳澤文孝が「このままいくと樹氷はできなくなる」などコメ[…続きを読む]

2024年11月12日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
アゼルバイジャン・バクーから中継。CCSの普及について田村記者は「陸上に埋めるフランスのケースに比べるとノルウェーの施設は周辺の人口も少なく沖合の地下深くに埋めることもあって地元では仕方ないと話している。沖合の貯留は陸上に比べコストも高く定期的なモニタリングなど地域理解を得るために安全対策を取れば取るほどコストが高くなると関係者が話した。日本でも今年貯留計画[…続きを読む]

2024年11月10日放送 18:00 - 18:55 日本テレビ
真相報道バンキシャ!(ニュース)
ことしの世界の平均気温が観測史上最も高くなることがほぼ確実になったと、EUの気象情報機関が発表した。宮城県ではことし、タチウオの漁獲量が木曜時点で451トン。これは10年前のおよそ65倍。去年6月からの1年間、日本の三陸沖は平均で6度、海面水温が上昇。これは観測史上初めての記録で、世界で最も海面水温が上がった海になったという。海洋や気象の変化に詳しい専門家は[…続きを読む]

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