年内で閉店する城咲仁さんの実家の町中華「丸鶴」。親子揃って厨房に立つ最後の1日をカメラがとらえた。体調不良を理由に長年続けてきた店を閉める決意をした父・実さんだったが、閉店が決まってからは明らかに様子が変わったという。「調理場に入った瞬間顔が変わる。命を削ってやっている」と城崎さんは言い、実さんは仕事について「手抜きをやったら駄目。愛情というものはお客さまに通じる」と話す。城崎さんは「チャーハンが親父とつないでくれているので、家族がもう一回復活できた」と話した。実さんは手術後、第二の人生を歩んでいきたいと話した。