経済アナリストの森永康平さん。父・森永卓郎を語る投資詐欺が一時期すごい流行ったという。きっかけはSNS上の偽の広告。クリックするとLINEグループへ誘導。ニセの森永さんが登場し株の購入を言葉巧みに勧め、詐欺師の口座に金を振り込ませるという手口。本人かどうかを疑うと、森永卓郎の免許証の画像が送られてきた。これは精巧に作られた偽の免許書。さらに肉声をマネて作られた音声もあった。肉声は森永康平さんも、母も本人が話していると感じてしまったという。なりすましの手口に使われているのがディープフェイク。ディープフェイクはAIで作られた偽の画像や音声の音のこと。SNSのをきっかけとした投資詐欺の被害額は2024年だけで約871億円にのぼる。最新の手口はビデオ通話。ビデオ通話をすると森永卓郎さんが画面の向こうでちゃんとしゃべるという。ネット上で無料で手に入るソフトでもディープフェイクが簡単にできてしまう。