コンビニや飲食店などで小麦を輸入から国産に変更する動きが進んでいる。池袋のラーメン店「塩そば専門店 桑ばら」が新たに使うことにしたのは100%国産小麦。日本は国内需要量の8割以上を海外からの輸入に頼ってきたがロシアのウクライナ侵攻や記録的な円安をきっかけに輸入小麦の価格が高騰し、国産小麦は輸入物よりも少し安い状態になっている。セブン-イレブンでは今月までに麺類商品のほとんどを輸入から国産に変更した。不安定な国際情勢を受け安定して調達できる国産に変えた。麺だけでなく菓子パンや総菜パンでも国産小麦を使い始めている。新潟市の農家では3年前、米よりも高く売れる小麦の生産に一部を切り替えた。農林水産省は小麦などへの転作を補助金を出して支援している。
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