受験生役の市の職員が話しているのは対話型選考システムのアバターAI面接官の田中美咲さん。塩尻市は今月7日からの職員採用試験でAI面接を試験導入する。塩尻市総務部の嵯峨将太さんは、受験生が何回でもAI面接を体験できることで、面接の練習としても活用してもらえる、などとメリットを語っていた。AIにより面接官の負担も減らし、志望動機などを事前に知ることができる。上原一将がAI面接を体験した。さながら人対人で面接している印象。AI面接の質問は、これまで力を入れてきたこと、そこから得られた強み、挫折や失敗した経験など。塩尻市の採用応募者は5年前は300人を超えていたが今年度は190人ほど。受験者ファーストで就活生に選ばれるようにしたいと担当者も期待している。