平均株価の値下がり幅は一時1600円を超え、節目の3万5000円を割り込んだ。東京株式市場は、日本への24%という関税率が予想を上回る高い数字だと受け止められ、輸出企業を中心に業績が悪化するとの警戒感が急速に広がった。市場関係者からは「今後各国の交渉内容が注目されるが、先行きは不透明」だとの声があがっている。一方、外国為替市場の円相場は円高が加速し、一時1ドル146円台をつけた。アメリカ景気の先行きへの懸念が高まり、ドル売り円買いの動きが強まった。
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