来年の「大阪・関西万博」に出展するカナダがきのうパビリオンの起工式を行った。カナダパビリオンのテーマは「再生」を意味する「リジェネレーション」で、外観は春の訪れとともに凍っていた川の水が溶け流れ出る様子がイメージされている。建物は一部をカナダで造り日本に運んで組み立てる方式で、5月中旬に工事を始め、秋には完了予定。万博といえば今から半世紀前の1970年、アジアで初めて開催された日本万国博覧会・大阪万博EXPO’70。パビリオン数は国内外をあわせ116、役6,400万人が足を運んだ。中でも注目されたのは通称「人間洗濯機」。こうした新時代の暮らしを予感させる当時の最先端技術を使った展示物などに人々は胸を躍らせた。