23歳・新小結・大の里が快挙を成し遂げた。出身地の石川県は元日、大きな地震の被害を受けた。大の里は2月、故郷を訪問。避難所で被災者たちと交流した。被災地に明るいニュースをとの思いで、きのうの夏場所千秋楽、大の里は11勝3敗、優勝に大手をかけ土俵に上がった。地元・石川県津幡町には大勢のファンが集結。運命の大一番、客席には父の里とネットで話題となっている父・知幸さんの姿があった。大の里は危なげない相撲で勝利。坊主頭で入門してからわずか7場所、大銀杏が結えるまでまだ髪が結えていない中、初優勝を成し遂げた。父・知幸さんは歓喜の涙。金沢駅前ではこの快挙に号外が配られた。両国国技館前の相撲ファンも大喜びの様子だった。相撲界のニューヒーローに日本中が沸いた。一夜明けたきょう、大の里は「きのうは休む暇もなく動きっぱなしだった。こんなに忙しいのだと実感し、びっくりした。もちろん優勝は嬉しいが、最終的な目標はここではないと思っているので、これからさらに上へ上へと駆け上がりたい」とコメント。