笑顔で喜びを語ったのは第75代横綱・大の里。8年ぶりに誕生した日本出身の横綱。大の里の生まれ故郷、石川・津幡町。津幡駅校内ではいたるところに横綱昇進を祝う文字が。津幡町役場にも大きな大弾幕が掲げられていた。津幡町少年相撲教室は大の里関が小学生時代に通った相撲教室。指導していた長井監督「ここの練習場では同じ力の子はいなかった、僕に当たったり、監督に当たったり、大人に胸を出してもらうような稽古をよくしていた」などと話した。新潟県立海洋高校相撲部の田海総監督は旅館を改装して相撲部の寮にし、部員の生徒たちと一緒に生活。田海総監督は「相撲が大好き。弱音をはいたりすることはない生徒だった」などと話した。相撲IQが非常に高かったという。高校を卒業し、角界入りをした後、十両になり、お米1トンの差し入れをしたそう。