ナビタイムジャパンの分析で最近外国人が急増しているのが、福島県の山間部。都内から3時間半かけて取材班が訪れると、湯野上温泉駅には多くの外国人の姿が。お目当ては大内宿。全長450メートルの街道にはかやぶき屋根の町並みが残っていて、観光スポットになっているのだ。スペインからの観光客は本家叶屋に入り、漬物を味見し、青唐ゆず味噌を購入していた。そしていまSNSで話題になっているのが、ネギでそばを食べられるお店。なかなかネギだけで食べるのは難しいらしく、ネギと箸を使って食べる外国人観光客の姿も。そして多くの外国人にとって癒やしとなっているのが、本家扇屋の浅沼喜恵子さん。翻訳アプリで接客しているというが、会津弁独特のイントネーションでうまく翻訳されないことも。それでもやさしい笑顔の接客にみな大満足。浅沼喜恵子さんは「言葉が通じない代わりに心が通じているから」などと話していた。
住所: 福島県南会津郡下郷町43