富士通はデータセンターの消費電力を大幅に抑えるシステムの開発を進めている。データセンターではGPUと呼ばれる半導体を数百の規模で同時に稼働することから大量に電力を消費する。開発中のシステムは、効率的に計算処理を割り当てGPUを半分程度の稼働でも同様の処理ができるようになるという。富士通・笠置明彦リサーチディレクターは「この技術は将来を見越して消費電力の問題に対して解決策になると思う」と話す。他にもNECや大和ハウス工業もサーバーを冷やす空調設備の効率化など各社で取り組みを加速している。
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