日本メダル獲得枚数は、金メダル4個、銀メダル2個、銅メダル1個。現時点でパリオリンピック国別メダル数:1位・日本、2位・オーストラリア、3位・米国、4位・フランス、5位・韓国、6位・中国、7位・イタリア。きょう未明のスポーツ新聞の一面は阿部詩選手の大号泣の姿だった。ただ、朝駅前に新聞を買いに行くと一面は阿部一二三選手の金メダルの姿があった。2021年7月25日、阿部兄妹は東京五輪で史上初の兄妹で同日金メダル。年末には「ひるおび!」に兄妹で「二連覇を目指す」と語っていた。きのう柔道の試合順は詩選手が1回戦から登場。2回戦で敗れた。一二三選手は2回戦が初戦。詩選手がシードない理由、去年、東京五輪後国際大会無敗と最速で五輪内定。しかし東京五輪後には両肩の手術と腰痛で試合数を重ねることができず。シードに入るより自分のコンディションを優先。パリ五輪シード権なし1回戦から出場。溝口氏は「ウズベキスタンの選手に決勝で当たっていれば勝ったかもしれない。東京五輪以降、シード権を取るのにランキング上の選手が優先されるルールになり、満身創痍の阿部詩選手にとっては酷だった」等と指摘。世界ランキング1位は詩選手を破ったウズベキスタンのケルディヨロワ選手。2023年・2024年の世界選手権で銀メダル。今大会、技でのポイントを奪われたのは詩選手の内股(技あり)のみ。2023年の世界選手権では詩選手に一本負け。その時からコーチと五輪王者を倒すための練習を続けてきた。1回戦は開始57秒に大外刈りで一本勝ちを収める。2回戦は世界ランキング1位のケルディヨロワ選手との対戦。開始2分すぎに内股で技ありを奪いリードする展開となった。残り1分に谷落としで一本負け。終わった後の詩選手は何が起こったのか分からない表情だった。敗退が決まると感情をあらわにして号泣。会場に響き渡る悲痛な叫び声に観客からは”詩コール”が上がり温かい拍手が贈られた。前園氏は「東京五輪で久保建英選手がピッチで人目もはばからず泣いていた。その後に彼は世界のトップに上り詰めていったということを考えると悔しい思いが必ず次に繋がっていくと信じたい」等とコメント。