今、中国では反日感情が高まっている。その原因の1つとされているのが南京写真館だ。南京事件をテーマに戦火の中に生きた人々の苦難と勇気を描いた映画だ。興行収入は370億円を超えた。中国では旧日本軍による加害に焦点を当てた映画が公開されている。映画を観た人は「平和が1番だ。」、「映画を観て歴史の理解が深まった。残虐で度を越している。」等とコメントした。中国のSNSでも「日本人に対する怒りを覚えた。」等の投稿が相次いでいる。外務省は中国に滞在する日本人に対して注意を呼びかけている。習近平国家主席も抗日80周年のイベントを重視しているという。7月7日には抗日戦争の関連施設で献花を行った。習近平氏はBRICS首脳会議を欠席した。垂秀夫氏に聞く。