滋賀県・大津市で琵琶湖で作られた真珠を紹介。海の真珠と違う種類の貝で、個性的。2万円ほどから販売していて、カジュアルなスタイルが人気になっている。琵琶湖周辺で、真珠の生産が始まったのは94年前。琵琶湖の固有種イケチョウガイを使っての真珠づくりが始まった。淡水の貝を使ってこうした真珠の養殖に成功したのは琵琶湖が世界初。最盛期の1970年代には100軒の養殖業者が腕を競っていた。養殖歴45年の三上さんに真珠がどのようにしてできるか見せてもらった。イケチョウガイの外套膜を切り取る。一部を生きた貝の中に入れて育てる。水の中で育てるのは3~5年ほど。養殖名人の三上さんは出来上がりの色も考えて工夫を重ねている。ポイントは外套膜があった場所。その場所の貝殻の色によって出来上がる真珠の色が変わるそう。さらに切り方で形・大きさが変えられるという。