島根県大田市は世界遺産・石見銀山お膝元の街。1943年の銀山閉山で過疎化が進み人口400人ほどの小さな町となった。少子高齢化に直面していたが思わぬ変化が生じている。山里に子供の数が増えてきた。兆しが見えた2019年、小学校の子どもたちを預かっているのは地域の主婦たちのボランティア団体による放課後子ども教室。活動を立ち上げた松場さん。1984年大森町生まれ、子どもを5人育てる母。震災やリモートワークの普及で子育て世代の移住が増えた大森町。変化を受け認可保育園も立ち上げた。そして2023年、踏み出したのが保育園留学。